「何ここ」

「『反省と懺悔の後書きちっくな物』だってさ」

「チカ、何それ」

「さっき灰啝に貰った。あ、あと一言預かってる」

「何て?」

「『全力でごめんなさい』」

「土下座が目に浮かぶな」


「とりあえず進めろって書いてあるから」

「何を?」

「『とにかく反省。復習が大切』だって」

「宿題かっ!小学生の宿題か!」

「バカ煩い。はい、じゃあ煩いバカから」

「何をだよ!」

「反省」

「ねぇよ!チョイ役で全部に出てること以外言うことねぇよ!」

「『龍太郎は全部に出したい』って言ってた」


「……まだ続くのか」

「らしいね。出来るだけいっぱい出したいとか無茶なこと言ってた。何人いると思ってるんだか」

「知らね」

「答えは感想ノート上部に」

「数えたのか…」

「天神にかける時間は惜しくないって言ってた。あと気分転換」


「ところでよ。全然反省も懺悔もしてない上に後書きですらないけど、良いのか?」

「ああ、大丈夫。次の休憩でリベンジ」

「次……」


「因みに次は【桃太郎】」

「昔話じゃねぇか!」

「童話だけじゃ限界があるでしょ」

「限界早すぎだろっ!」

「しかも更新出来るかわかんないってさ」

「じゃあ何で言ったんだよ。大人しく完結してろよ」

「言わないと余計に更新しないから」

「言ってもやらねぇだろーがよ…」


「龍太郎こそ期末テストは大丈夫なの?」

「(ぎっくんちょ!)……ああ」

「わー、下手な嘘!」

「うっせ!!」