私と先輩は2人別の部屋に連れられ

考える時間を与えられた

田崎さんの話によると

田崎さんはいろいろな事情により
奥さんと別れ、子供は田崎さんが
引き取ったという。
でも、今回子供まで、カナダにつれていっても
面倒を見てやることができないために。
悩んでいたそうだ。周りに親しい親戚もいなく
とても、困っていたところに
私の家族が話しをきき。。。
私たちに預けておく?みたいな話になったみたいで…


「先輩。。どうしましょう
急な事で私、頭真っ白です・・・」

「だよな。俺もだよ
あんまりにも、話の内容がな
高校生の俺らには。ついていけないっていうか」

私たちはそのまま数分間黙って

ぼーっとしていた




すると



扉がゆっくりひらき



小さな人影が見えた


先輩と私は目を合わし

そっと、扉に近づくと

そこには、田崎さんの息子さんがいたんだ