ガラッ
「失礼します、男子副会長の山口です…って」
山口君は、三ツ石流星に壁に追い詰められている私をみて、目をぱちくり。
「…会長、駄目ですよ簡単に手を出しちゃ」
「やだなあ、山口。軽い男みたいに言わないでくれよ」
降参したように、両手を上にあげ、苦笑いをする三ツ石流星。
助かった…。
「大丈夫ですか、十文字さん」
すっと三ツ石流星の前に出てきて、微笑みかける山口君。
「え?私の名前…」
「こっちの学校じゃ、有名ですよ」
「…」
「『十文字グループの黒髪美人』ってね」
「ネーミングセンスないですね…」

