彼はポリ袋から散らばった氷を軽く片付けて、畳に付いた水分を拭いた。 そして、手早く救急箱を持ってきて消毒液を用意した。 「ちょっと我慢して。」 そう言って彼は、私の膝に消毒液を塗った。 「…っ!!」 恐怖に怯えてて、すっかり忘れてた…。 自分が怪我をしていたことすら。