「うん。秀人が玄関のドアの前に居たから誘ったんだ」


「ふうん」


「じゃあ、今から作るね」


そう言って私はハンバーグを作り始めた。


料理は独り暮らしを始めた時から作ってるから割りと得意。

あたしは今、部屋の中で何が起きてるのかも知らずにハンバーグを作るのだった。