彼と私の特等席




後ろで沢田くんの声がした。



沢田くんも唇が切れている。



痛そうだった。



「でも!この先輩達はどうするの!?」

「そいつら今、停学中のはずだ。まだ期間中なのに学校に出てきて喧嘩なんてバカだよな。」



そう言って笑う沢田くん。