やっと麻美に追い付けたと思ったら家はもう角を曲がれば見えてしまうほどの距離。 そしてドクンドクンと私の心臓は大きく波打つ。 「春陽・・・あれって・・・家?!」 目を真ん丸くして言う麻美の視線の先には私の家・・・。 「実は、あの家・・・」 「うっわーヤバいって!あれ城?!春陽の家も、あんな感じ?!」 まったく、私の話しを聞こうとしない麻美を軽く叩き不安で大きく鼓動する心臓を落ち着かせ、ゆっくり口を開いた。 「だから実は・・・あの家は」 寒くもないのに鳥肌がたつぐらい緊張している私。