私は店の中をグルグルと何回も回り綺麗に並べられた商品を見渡す。 だけど、これと言った欲しい物がない・・・。 「春陽、まだ?」 麻美は早く買いたいのか、せかすように言った。 「んー・・・私は買わない!」 結局欲しいものがなかった私は何も買わなかった。ただ何回も見て回った時間が、もったいなく感じた。 麻美は買ったマグカップが入った袋を大事そうに持ちながら店を出た。 「さーてと、春陽の家行こ!」 そう言うと麻美は走りだした。