お嬢様の恋愛事情




翔の言葉が気になりながらも喫茶店を出た。



「お嬢様もう帰りますか?」




「え、翔の服は?まだ見てないよ!」




「今日は色々疲れませんでしたか?」



疲れたと言えば疲れたよ。
だけど翔と服を見るって約束したから、ちゃんと守りたかったんだ。



今は高橋君の事で頭がいっぱい。だけど翔と約束してたんだもん。



「大丈夫だよ。せっかく翔と出かけてるんだから色々なお店に行こうよ!」




気持ちを和らげるようにあたしはニコッと笑った。




「お嬢様が良いなら僕は良いですよ。」



翔も笑顔で答えてくれたので私達はさっきの男向けの服屋に戻った。