すると男子らはさらに興奮した。


「まっまじで~!?小雪ちゃんも超可愛いもんな~」

「え~俺放課後のぞきにいくわ」

「俺も~」

「おぉ!いこうぜ」

「桜井さんっ!ありがとな」

「あっうん」



なんだかすごく満足してくれたみたい。



良かったぁ~!


そして放課後、今日は体育委員があるという噂を聞いて


裕太にはさき帰ってて!って言われたけど


なんだか無性に会いたくて、私はこっそり教室で待つことにした。





しばらくし、廊下から声がした。

あっ裕太かも!

私はドアの前に立ち、驚かす準備をする。


でも-


「えっ!?裕太先輩もですかぁ!?」


えっ...。


今の声は....忘れもしない


「ありがとうございますっ」


そう、姫空ちゃんだった。


もしかして2人ともくるよね!?

ヤバいっ!!


堂々としてはいいものの、私はあせり

おっきい体育祭プレートの影に未を忍ばせた。


こんなとき!

小さいからすっぽりおさまっちゃうし得した気分!


『ガラ』


2人の足音がすぐそこにある。


何かものをとりにきたのかな....?

なんか私、ものすごく悪いことしている気分><

でも今更逃げるなんてできないし....。



私は息までもとめながら存在を必死に消した。