「お仕事ご苦労様。これでいい情報がいくつかまた手に入れる事ができたわ。あとは……。木村先生を少々痛めつけるだけね。」
笑顔の後ろにどす黒いオーラ放ってるんだけど!この人!
怖いよ!
「ん?沖田さん、先生がなにかあなたに不快な事を?」
空気が読めない片山くん。
お前今から逃げろ!
「んー、少しね。言ってはならない事をポロッと言ってたから、注意するだけ。」
沖田さんのどす黒いオーラが少し薄れた。
「りょーかい。手伝いましょうか?」
でも、それはだんだん片山くんに移っていってる……。
おい!
「あら、ありがとう。片山。なら倉庫から【放送規制】と【放送規制】と【放送規制】を持ってきて。」
もはや公開出来ない言葉言ってるよ!こいつ!
「あ、それだけでいいんだ。俺は【放送禁止】とかになるって思った。」
もはや禁止になってる!つか会話意味わかんねーよ!
「それもいいと思ったけど、あくまでも注意なのでそれは最終手段なんだから。」
「あ、すみません。【放送禁止】は最終手段でしたね。」
「お前らいい加減にその会話やめろよ!」
私が大声でツッコミをいれて強制終了させた。
「あら、川崎さん、いたの?」
「さっきからずっといました!」
私がそう言うと沖田さんは耳元で囁いた。
「木村が言ったこと………。他人に言ったら最終手段よ。」
いつもは高めの声の沖田さんがすごく低い声で言った。背中に冷や汗が流れる。
「わ、私はな、なにも……聞いていないので、ほ、ほかの人に言えるような事は、何も……し、知りません。」
私が声を振り絞って言うと沖田さんはいつもの優しい笑顔にもどった。
「そう。ならよかった。なら、私たちはこれから用事があるので失礼するわ。」
片山くんと沖田さんは職員室の方向に向かった。でも、すぐに立ち止まった。
「そうそう。あなたに一つだけ教えたい事があるの。」
「……はい?」
「どうして番外編が出来たか……知ってる?」
「それは、作者が書きたいからっていう要望で……。」
私の意見に笑う沖田さんと片山くん。
「そんな純粋な作者じゃないわ。番外編登場の理由は、私達、私と片山を本編に登場させたいけどタイミングを失ったから。よ?」
あきれた!
「はぁぁぁあああ!?」
「簡単に言えば俺たちの登場の為に椿ちゃんは利用されたって事。」
片山くんがそう言ったら二人は再び歩き出した。
……………。
結局私って色んな人にパシられてるだけじゃん!
こうしてやっと番外編は終了し、本編に戻るのであった。
【完】
【完】じゃねーよ!!


