「私ね、もう、1ヶ月以上になるんだけど、人が後ろからついて来るような感じだったから、河上先生に相談したの。そしたら、私、ストーカーにあっていたみたいで…。一人でいると、カメラのシャッター音が聞こえたり、無言電話があったり、筆箱のキーホルダーが無くなっていたり……。私は、理事長に言ったの。でも、虹愛より、空愛の方が、地位が高いから何も言えないって…。私、もう、嫌!そんなんなら、学校辞めたい!……。で、でも、木村先生がちゃんと相談にのってくれたり、冗談を言って私を、笑わせてくれたり……。素敵な男性だったなぁ。木村先生が一緒の時は、人の気配が全く無かったの。だから、ますます惹かれちゃって……。あぁーーーーーー。いやぁ…かっこいいーーーーーー………。あ、ごめんなさい……。それでね、私、基本的は教室に居ないで、図書室にいるの。でもね、今日は図書室にも嫌な気配があったから、ここ…生徒会室に逃げ込んだの。そしたら、美波ちゃんや木村先生が廊下にいて……。」
ため息をする美波ちゃん。そのストーカーって片山くんだよね!?
絶対にアイツだよ!だって言ってたもん!美波ちゃんの写真なら携帯が、破裂するくらい持っているって!
ストーカーなんて最低だろ!全く!
私は美波ちゃんの肩に手を置いた。
「最悪だね!そんなやつ!私、そいつに一発拳いれてきてあげる!」
私がそう言ったら、美波ちゃんが肩に乗せていた私の手を握り締めた。
「お願い!椿ちゃん!私、もう、うんざりしてるの!本当にお願い!」


