「なんですか?」


「せっかく起こしてやったのにありがとうも無いのか?」


「あ、忘れてた。ありがとうございました(棒読み)。」


「棒読みかよ…。」


ため息をする河上。

なんか河上の行動の一つひとつがウザく感じるのは気のせいかな…?河上は私の前の席の歩ちゃんの机の上に座った。(「の」多くね?)


「ま、明日は丸々一日劇のリハーサルをやるから早く帰れ。あ、でも椿は、ダンスをする女性Bだからいてもいなくても関係ないか。」


鼻で笑う河上。あぁウザイ!!

ムカツク!!


「はいはいはいはい!どうせ私は脇役だから存在感有りませんよぉーだ。ば河上。」


「なにが、ば河上だ!」


「あ、ついつい口が滑って本音が…」


「お前絶対意図的に間違えただろ!」


私のほっぺたをつねる河上。痛い。


「ひとふぇきですふぁー?ちふぁいひぁす(意図的ですか?違います。)」


「違いますじゃねぇだろ!俺に向かってバカとは…しかもば河上なんて…。良い度胸してるなぁ椿。」