(……まぁ、とにかくだ) こんなことを言うのはアレな気がするが、面倒くさくなりそうだ。 魔王様に頼まれたとはいえ、悪いことをするのは楽しいから構わないが勘弁してほしい。 ロックは大袈裟に息をついた。 彼がそんなことを思っているなど知る余地もないハバネは、彼は彼で何かを考えている様だ。 (……父さん) 頭にあるのは、“本当の悪魔”という言葉。 そればかりが先程から小さな脳内にぐるぐる回っている。