「ハバネ、お前は悪魔というものがどんな存在であるか知っているか」 キョトン、目をパチパチさせて、突然何を、と顔にかいてある。 「どうなのだ?」 「…はぁ、悪魔とは人間界では悪しき存在かと」 ポリポリと頬をかく姿はなんとも可愛らしい。 しかし、話している内容は決して可愛くなどない。 (我が息子は“悪魔”の意味を理解している。 では何故…) 魔王が眉をグッと寄せた時だった。 ハバネがでも、と口にする。