夕飯も食べ終わり、少し休憩しながら話をしていると、 「潤、もう光には言ったのか?」 和馬が私と潤くんを交互に見ながらそう言った。 「ちょっと、和馬。」 潤くんが焦っている。 えっ、何? 『何の事?』 「いや、何でもないよ。」 潤くんは私と目を合わせようとしない。 和馬を見ると、一瞬目が合ってそらされた。 「早く言った方がいいんじゃないか?」 潤くんを見ながら和馬は何かを言えと言っている。 何なの?潤くん、私に隠し事してるのかな? 一気に空気が悪くなった。