『麗奈さん、お昼一緒に食べない?』 「うん、いいよ。」 お昼休憩になっていたから、近くのパスタ屋さんに入った。 『結婚式、本当良かったよね。』 「時間なくてバタバタだったけどね。」 『ブーケ、ありがとう。さっそく部屋に飾ったよ。』 「あ、本当?光ちゃんに渡したかったから、良かった。」 麗奈さんとは時間を忘れて話し込んでしまう。 「光ちゃん、時間大丈夫?」 時計を見ると、2分オーバー。 『麗奈さん、ごめん。走って戻らなきゃだから、ここで。』 「うん。また会おうね。仕事頑張って。」