「ただいま〜」 「おかえり、京」 あたしは、お兄ちゃん… じゃなくて、“京”とちゃんと、 向き合えるようになった。 …………気がする。 京は男なんだって、 ちょっとだけだけど、 意識するようになってきた。 「腹減った…」 「ご飯出来てるから、着替えて来 てね」 「あぁ」 ピシッとスーツを 着こなしてる京にちょっとだけ、 ドキッとするようにもなった。