「…………やだ。って言ったら、繋がない?」 「じゃあ、いいよ」 そう言うとお兄ちゃんは 無理矢理、あたしの手に 自分の手を重ねて、 ギュッと握ってきた。 「「……………」」 え。な、何この沈黙…。 お兄ちゃんから 繋いで来たクセに…。 「お兄ちゃんと手、繋ぐなんて、 小学生みたいだね。てゆーか、小 学生の頃を思い出す」 「…………もう、“お兄ちゃん” じゃなくて。旦那様、だろ?(笑) 」 「はいはい」 “旦那様”か…。 とりあえずそこは、 適当に流して…っと…。