「………で、美憂もまだ真に気持
ち、伝えてねぇだろ」
だから何で、わかるのよ…?
「なんでそんな状況で同居してん
のか、そこまではさすがにわかん
ねぇし、興味ねぇけど。…まぁ…
真のこと、大切にしてやってくれ
よ?………最低でも京に向けてた
気持ちと同じくらいは…な…」
「………それなら大丈夫。気持ち
的には、京はライク。真はラブだ
から。………もう既にね」
「…………そうか。じゃあ、また
な。帰るな」
―――いつの間にか琉聖は、
ソファーに真を寝かせていた。
…………って、そりゃそうか。
琉聖が抱えてるの、男だもんね。
真、自分(琉聖)よりデカいのに、
抱えてられるわけないよね。
「じゃあ、また。おやすみ」
「おやすみ〜」
―――パタンと閉まった扉。
…………このあと、
“あんなこと”が起きるなんて、
あたしはもちろん…
きっと、琉聖も、
思ってなかったと思う―…。

