「えぇ。今、2ヶ月なの」
「そ、そうなんだ…」
―――美憂には、旦那が―……
「…………ね、真」
「………ん? 何?」
「あたし、シングルマザーになる
の」
「……………へっ?」
し、シングルマザー…?
それって…。
「父親は?いねぇのか?」
「……………いるけど…」
………けど、何だよ?
「…………美憂?」
「……………真たちになら、話せ
る気がする……」
俺“たち”―…
―――それはきっと、
京のことも指している―…。
…………俺の中で、
高校のときに感じたものと、
似たような感情が
沸き上がって来るのを、
すっげー、感じた―…。

