『七菜……』 ―――京にとって、 七菜ちゃん以外の子は、 みんな、“同じ”。 ただの、“女”。 良くて精々、 “相性が良い”とか、その程度。 …………その程度の存在でしか、 ないの。 ―――今も昔も、京にとって、 七菜ちゃんは全てなの。 勉強頑張るのだって、 運動頑張るのだって、 全部、七菜ちゃんのため。 近い将来、七菜ちゃんを お嫁にもらうため。 それを両親に認めてもらうため。 …………ただそれだけのために、 京は必死なの。