【番外編完結ッ♪】政略結婚、しました。8



「それより陽翔、久しぶりだね。
しばらく学校来てなかったでしょ


「おいおいおいおい。来てたぞ?
全然顔会わせてなかっただけだろ


「…………そう?」

「そうだって!! 絶対!!」

「そっか」

陽翔のテンションの高さに
あたしは、
じゃっかん引いていた…。


今はこんなハイテンションに
なれるほど、
元気じゃないし…。


「七菜、今日暇か?」

「………え? あ、うん…」

―――どうせ今夜も、
京は帰って来るのが
遅いだろうし。


「じゃあさ、放課後、遊ばねぇ?
最近出来た店なんだけどさ、七菜
が好きそうだった」

「行きたいッ!!!!」

―――陽翔は、あたしの好みを
完璧に熟知している。


―――そこのところでいうと、
京なんかより全然、
陽翔の方が、

“あたし”を知ってると

言えると思う。