「あ、この服可愛い…」
淡いピンク色のワンピース。
あたしはそれを鏡で合わせていた。
ふと、鏡に見なれた人物が映る。
向こうもこちらに気がついた。
「よ!」
「…よっ」
「暇人?」
「陽智こそ」
陽智だった。
あたしは服を戻し、店を出た。
「つか、お前こんなとこで何してんの?今日お前ら付き合って1ヶ月目だろ?」
「アハっ、よく覚えてるね。…陽智すら、覚えてるのにね…」
「なに、隆也忘れてんの?」
「分んない。連絡は何もないけど…部活じゃ、ないかな…」
「ふぅん。そうやって言い聞かせてんだ?」
ギクッ。
陽智の目が、全てを見抜いている感じがして――……
何も答えれなかった。
「じゃぁ陽智がお祝いにさ、クレープ奢ってよ♪」
「はぁ!?っんで俺が奢んなきゃいけねぇんだよ」
「いいじゃん!ほら、買ってきてよ。あたしバナナチョコね」
「はぁ、ったく。仕方ねぇな…」
ブツブツ言いながら陽智はプレープ屋へ入っていった。
あたしは壁に寄りかかりながらケータイをいじっていた。
目の前を通るのは、仲よさそうに手を繋ぎながら歩くカップルたちばかり…。
「いいなぁ…」
本音がポロッと出た。
あたしも、隆也と……
あんなふうに、なりたいな。
淡いピンク色のワンピース。
あたしはそれを鏡で合わせていた。
ふと、鏡に見なれた人物が映る。
向こうもこちらに気がついた。
「よ!」
「…よっ」
「暇人?」
「陽智こそ」
陽智だった。
あたしは服を戻し、店を出た。
「つか、お前こんなとこで何してんの?今日お前ら付き合って1ヶ月目だろ?」
「アハっ、よく覚えてるね。…陽智すら、覚えてるのにね…」
「なに、隆也忘れてんの?」
「分んない。連絡は何もないけど…部活じゃ、ないかな…」
「ふぅん。そうやって言い聞かせてんだ?」
ギクッ。
陽智の目が、全てを見抜いている感じがして――……
何も答えれなかった。
「じゃぁ陽智がお祝いにさ、クレープ奢ってよ♪」
「はぁ!?っんで俺が奢んなきゃいけねぇんだよ」
「いいじゃん!ほら、買ってきてよ。あたしバナナチョコね」
「はぁ、ったく。仕方ねぇな…」
ブツブツ言いながら陽智はプレープ屋へ入っていった。
あたしは壁に寄りかかりながらケータイをいじっていた。
目の前を通るのは、仲よさそうに手を繋ぎながら歩くカップルたちばかり…。
「いいなぁ…」
本音がポロッと出た。
あたしも、隆也と……
あんなふうに、なりたいな。

