【完】短編集~幼馴染み~

鈴はなかなか戻って来ない。
そして、文化祭開始の5分前、
「無理無理、あたしだけ制服にさせてよっ」
「文句言わないの♪」

だんだんと、鈴の声が近くに聞こえてきた。

ガラッ、と教室のドアが開くと、真央ちゃんに背中を押された鈴が登場。

………はっ!!??

「え、あれホントにいいんちょー!?」
「え、いいんちょーメッチャ可愛い!」
「うわ、いいんちょーマジやばくね?」

俺は鈴のもとへスタスタと歩く。

「あんま見んじゃねぇよ。言っとくけど、鈴音は俺のもんだから」
「す、彗…っ////」
「俺ら、当番後半だよな?じゃ」

そう言い残し、俺は鈴を引っ張り教室をでた。

教室は笑いが起きた。
「彗、独占欲やべぇ!!」
「いいんちょー愛されてるぅ♪」

うっせ。
当然だろーが。