【完】短編集~幼馴染み~



『俺、好きな子できた』


信じられなかったーー…。


信じたく、なかったーー…。



あたしは、何も考えることが、できなくて。


「夏希?」


夕陽の声で、はっと我にかえった。


「そ、うなんだ」


こう言うのが、


精一杯だった。