俺は、教室に戻った。
しばらくして、莉紗が教室に入ってきた。
「由貴、お昼…まだ食べてなかったの?」
「莉紗のこと、待ってた」
「そうなんだ。ごめんね?お弁当、食べよ?」
いつも通りに見える、莉紗。
なぁ、莉紗。
お前、手ぇ…震えてるよ?
「あたし、食欲ないや…」
「なんか、あった?」
そう言うと、莉紗は少し、戸惑った。
言うか…?
そう、思ったのに…
「なんで?なにもないよぉ!」
笑顔を見せた、莉紗。
作った、笑顔を――。
俺は…
「…そっか」
そう言うしか、できなかった。
――あぁ、そうか。
俺は…莉紗の傍にいるだけで、莉紗を傷付けていたのか。
俺が傍にいたら、莉紗が傷つくのか。
俺は、この“偽の”笑顔を見て、決心した。
傍にいたい。
だけど…………
俺は、好きな人から……
離れる。
しばらくして、莉紗が教室に入ってきた。
「由貴、お昼…まだ食べてなかったの?」
「莉紗のこと、待ってた」
「そうなんだ。ごめんね?お弁当、食べよ?」
いつも通りに見える、莉紗。
なぁ、莉紗。
お前、手ぇ…震えてるよ?
「あたし、食欲ないや…」
「なんか、あった?」
そう言うと、莉紗は少し、戸惑った。
言うか…?
そう、思ったのに…
「なんで?なにもないよぉ!」
笑顔を見せた、莉紗。
作った、笑顔を――。
俺は…
「…そっか」
そう言うしか、できなかった。
――あぁ、そうか。
俺は…莉紗の傍にいるだけで、莉紗を傷付けていたのか。
俺が傍にいたら、莉紗が傷つくのか。
俺は、この“偽の”笑顔を見て、決心した。
傍にいたい。
だけど…………
俺は、好きな人から……
離れる。

