夕方。 天音と一緒に居酒屋に入った。 「烏龍茶…ホットで」 天音は、店員にそう告げた。 「え?天音、いつものグレープフルーツサワーじゃないの?」 「酔って話せるような、内容じゃないから」 「そう…じゃあ、私も烏龍茶…冷たいので」