こうして、抱きしめる力も強められちゃって。
それがなんか、嬉しいって思っちゃってる自分もなんだか変な感じ。
ドキドキしてるのに、嬉しい、なんて…。
「でっ、でもっ…!」
『ん?』
「もうすぐ美鈴ちゃんが来ちゃうよっ…!」
…だけど、忘れてました。
もうすぐ、美鈴ちゃんが来るって言うことを。
こんな恥ずかしいシーン美鈴ちゃんに見られたら、明日どうなる事かっ…!!
『ぁあ、そうだった…。』
「……っ、」
すると、なぜかあっさり私を開放してくれた壱くん。
な、なんでまた…。
『いぶの甘い顔は誰にも見せたくないからね。』
「っ…?!」
ぁ…ッ、甘い顔っ!?
きょとん、としていた私に壱くんが爆弾を放り込んでくれたおかげで私は顔が真っ赤っか。
ふぇーん
また壱くんにからかわれてるーっ!!

