「……っ」
『いぶ、いい仔。』
「っ…///」
涙を止めれば、甘い笑顔をプレゼントされて。
すごく、甘い――…。
『森下さんなら、大丈夫だよ。』
「ふぇ…?」
『野獣がついてる。だから大丈夫。』
「ほ、ホントに…?」
『うん。さっき、連絡来たから。森下さん、鞄取りに来るって。』
ホッ…
良かった…。
それを聞いて、安心する私。
『だから俺達も帰ろう?』
「…ぅんっ」
『いぶ、可愛い。』
「ッ…!///」
笑顔で頷けば、壱くんからぎゅーって抱きしめられた。
「ぃ、壱くんっ…!」
『ん?』
「誰か来ちゃうよっ…!」
壱くんは普通にいつものように私を抱きしめちゃってるけど、ここ教室!
まだ他のクラスには誰かがいる可能性もあってことで。
『んなの、見せつけちゃえ。』
「へっ…?!」
すごく恥ずかしいのに、壱くんってば大胆すぎる。

