『お腹すいたでしょ?昼食食べていいよ。』
「っ…壱くんはっ…?」
『ククッ…心配してくれてんの?可愛いね…ちゃんとあるよ。大丈夫。』
「そ、そっか…。」
お昼ご飯を持ってきていない人の前で、自分だけご飯を食べるなんてことが出来ない私は、少しホッとする。
で、でも…
「ぃ、壱くんっ…」
『ん?食べないの?』
「ぃや、あのっ…」
この体制でご飯なんて――…ッ
私の肩に顎を乗せて、私のお腹には腕を回して私を離そうとしない壱くんに、『離して』とは言いにくい。
だけどこの体制でご飯は食べらんない…
ど、どうしよう…っ
私、どうすればいい!?
ここで腹をくくって食べるべきなの!?
こんな…ッ
壱くんと至近距離で、
壱くんに見つめられながら…!?
そんなのに耐えられるほど私は神経図太くないよーっ(泣)

