『……ぅるさい。…昨日んとこ行こ。』 「あっ…壱くんっ…!?」 手首を引っ張られ、咄嗟にお弁当を持った私は、そのまま壱くんによって教室を出たのだった。 『……おい!俺を置いてくな!!』 『………来るな、タラシ。』 その後ろを、あわててついてくる野獣さん。 『あのなー!!ちょっとは俺の名を……』 『黙れ、ケダモノ。……ついてくるな。』 『酷い……』 そんなことを言いながらも、ちゃっかり後ろにいる野獣さん。 結局、野獣さんは中庭までついてきた。