――『あんなやつにあたしの初キスが……』
「み、美鈴ちゃ――」
『もう3発くらい殴れば良かった。』
「!?」
かつてない怒りを露にする美鈴ちゃんを前に、私も昨日壱くんに初チューを奪われたことを…言えなかった。
怖いもん。
『……だから、あたしの前に神崎を現せないでね。』
「へっ!?な、なん――」
『神崎と一緒に、あのクソタラシもくっついてきそうだから。』
「!?……は、はぃ…』
……壱くん、
野獣さんをケダモノ扱いしてたし、そんなことないと思うけど……。
ってゆか、壱くんを美鈴ちゃんに会わせないって、どうやってするの……!?

