『…もう!朝からアイツに会うなんて最悪!昨日の今日なのに…っ!!』
「み、美鈴ちゃ――っ」
『言っとくけど!こんなことになったの、全部イブのせいなんだからね!!』
「……!?」
だ、だから…っ
その、私のせいってどうゆうことなの!?
『どうせ、言わないと分からないだろうから教えてあげる。』
「!」
や、やっぱり、
美鈴ちゃんには頭が上がりません……。
『昨日ね――…』
もうすぐ授業なのに、そんなのそっちのけで、美鈴ちゃんは教えてくれた。
わざわざ、人気の少ない視聴覚室まで行って。
――それは昨日のこと。
5時限目の終わりの10分休み。
お昼休みに教室を出ていったまま帰ってこず、5時限目になっても姿を現さなかった私を心配した美鈴ちゃんは、わざわざ私を探しに教室を出た。

