『ん?いぶってば恥ずかしいの?』
「きゃーっ!きゃーっ!」
頭の危険信号は鳴りっぱなし。
もうソファの端まで来ちゃってるから、壱くんにこれ以上近づかれてしまうと、気絶しそう。
だって、だって、いいいい壱くんの逞しい腹筋が目の前に…っ!
「何でッ、」
『ん?』
「お願いだから、服を着て!」
もうすぐ目の前で、私の横に座って私の顔を覗き込んでくる壱くんを直視することなんてできず、ソファの上で体操座りをして目を思いっきり閉じた。
『ククッ…可愛いなぁー。いぶ。』
「そんなこと言ってもダメ!」
『ごめんごめん。ビックリさせちゃったね。すぐ着替えてくるよ。』
壱くんがそう言ってすぐ、すぐ前にいた壱くんの気配が消える。
ほっ、と安心して目を開けると、
『それより、いぶの可愛いパンティー、見えてるよ?』
「へっ……きゃーっ!壱くんのえっち!」
すぐにYシャツを伸ばして表に出ていたパンツを隠してにらむ私を、壱くんは愉快そうに笑うのだった。

