床を滑るような急停止から。
「おぉおおぉおぉおっ!」
裂帛の気合と共に、またも左片手一本刺突!
大した集中力と体力だ。
縦横無尽に突進を繰り返す骸南の勢いは、衰えを見せない。
それでも、付け入る隙はある。
ダラリと腕を下げ、無形の位を見せる宜虎。
「戦意喪失か!」
ならばこのまま斬り飛ばすまで。
切っ先を向けて突っ込んでくる骸南に。
「いんや」
宜虎は薄く笑った。
「脱力した方が」
左片手一本刺突の切っ先を見極めて。
「回避しやすいんでな」
宜虎はヒラリと身を翻す!
「柳に雪折れなしってな」
「おぉおおぉおぉおっ!」
裂帛の気合と共に、またも左片手一本刺突!
大した集中力と体力だ。
縦横無尽に突進を繰り返す骸南の勢いは、衰えを見せない。
それでも、付け入る隙はある。
ダラリと腕を下げ、無形の位を見せる宜虎。
「戦意喪失か!」
ならばこのまま斬り飛ばすまで。
切っ先を向けて突っ込んでくる骸南に。
「いんや」
宜虎は薄く笑った。
「脱力した方が」
左片手一本刺突の切っ先を見極めて。
「回避しやすいんでな」
宜虎はヒラリと身を翻す!
「柳に雪折れなしってな」


