【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~





「あ、あのね、蓮、さっき清本がね」

嬉しそうに話をしようとする桃嘉を見て、イラッときた。

俺がいるのに清本の話??


「話すな」

「え…」

「俺の前で、他の男の事話すな」

「んぅっ…//」


深く、

唇を重ねる。

隙間がないくらい、深く…。


こんなの、

ただのヤキモチだ。


独占欲だ。



でも…

わかっていても、

この気持ちが止まらない。


唇を離せば、顔を真っ赤にしながらも、困ってるようにしている。


そんな桃嘉の唇に、もう一度…キスをした。