【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~





歩いていると、一つのキーホルダーが目に留まった。

「これ可愛いー…」

「…マジ?」

あたしの目に留まったのは、ミ◯ーちゃんの顔と体に、目だけがスポンジ◯グみたいなやつ。

ミッ◯ーバージョンもちゃんとあるみたい。


「これがいい! お揃いにしよ!」

「お前…本気?」

蓮は不服そうな顔をしている。

けど、無視。
だって、これ気に入っちゃったし。

「…はぁ、わかったよ。
二つとればいいんだろ」

「うん♪」

蓮はお金を入れて、クレーンを動かす。

まず最初に、ミ◯ーちゃんバージョンゲット。

「やったぁ♪ 可愛い〜!!」

あたしがそんな事言ってる間に、蓮はミッ◯ーバージョンをゲット。

「ミッ◯ーバージョンが蓮ね♪」

「はいはい…」

「蓮、ありがとー!」


そうお礼を言うと蓮はグッとあたしの手を引き、チュッと頭にキスをした。