歩いていると、一つのキーホルダーが目に留まった。
「これ可愛いー…」
「…マジ?」
あたしの目に留まったのは、ミ◯ーちゃんの顔と体に、目だけがスポンジ◯グみたいなやつ。
ミッ◯ーバージョンもちゃんとあるみたい。
「これがいい! お揃いにしよ!」
「お前…本気?」
蓮は不服そうな顔をしている。
けど、無視。
だって、これ気に入っちゃったし。
「…はぁ、わかったよ。
二つとればいいんだろ」
「うん♪」
蓮はお金を入れて、クレーンを動かす。
まず最初に、ミ◯ーちゃんバージョンゲット。
「やったぁ♪ 可愛い〜!!」
あたしがそんな事言ってる間に、蓮はミッ◯ーバージョンをゲット。
「ミッ◯ーバージョンが蓮ね♪」
「はいはい…」
「蓮、ありがとー!」
そうお礼を言うと蓮はグッとあたしの手を引き、チュッと頭にキスをした。

