【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






「ごめん…なさい」

「明日は1日絶対安静だってさ。
今夜は、ずっと一緒にいてやるから、寝な?」

「うん…ありがとう、蓮」


優しく微笑む桃嘉。

その笑顔を見ても、

安心できずにいる自分がいる。



その日の夜…





俺はずっと桃嘉の側にいた。







だけど、


心はどこか…



離れているような気分だった。