【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~





「誠二が教えながらやったら、間違い一つも出ないし、確認の時間も省かれるし」

「ぁ、いいかも」

「はぁ? ざけんな」

「でも、この中でできるの、誠二だけじゃん。
俺、図書委員頼まれてるし」

「あたし、放送委員会の手伝いだし」

「…わかったよ。
準備は俺と岸本でやる」

「…は、はい」

「あとは…また今度でいっか。んじゃ、今日は解散ってことで」


帰り際、旭ちゃんがコソッと耳元で言った。


「会長、なんだかんだで優しいから安心して」


…優しい、の?

ぶっちゃけ、すっごい怖いんだけど…。


一緒に準備とか…

今嫌われてるかもしれないのに、

さらに嫌われそう…。




その日の帰り道は、

旭ちゃんと望ちゃんと帰った。