「…れ、蓮…」
「なに」
「…キス、したい///」
そう言うと、蓮はチュッとあたしの唇にキスをした。
「偶然。俺もそう思った」
「っ///」
「顔、タコみたいだなっ」
そうさせてるのは、蓮だよ、バカ。
「…日曜日、10時に駅」
「え…?」
「デート、しよっか」
「…うんっ//」
蓮からの誘いなんて…珍しい。
ってか、初めて??
「ねぇ、いきなりどうしたの?」
「…鈍感」
「??」
「日曜日、わかるんじゃない」
そんな約束をして、
その日は別れた。
でも…その日の夜、
あたしは彼の事で頭がいっっぱいだった。

