【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






え、ちょ…答え、聞いてないんですが。

「れ、れん?」

「ノーコメント。以上」

「え、えー…」

「…じゃあ、もし、



俺がシたいって言ったら、







桃嘉の全部俺にくれんの?」







急に、顔に熱が溜まっていく。

カァァァッと、顔が真っ赤になるのがわかる。


「ちゃんと覚悟できたら、


返事、ちょうだい」



握られた手、

見つめられる瞳に、





頷くしかなかった。