【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






放課後、蓮が委員会に出てるので、待っている間怜に昼休みの事を話した。

「ぶっ」

すると、怜は飲んでいたジュースを吹きそうに。

そんなに…

変な事なんですか??


「あのさ…それ、かなりヤバいと思うよ? さすがに」

「あの…意味がよく…」

わからないんですが。


「つまり、飯田は我慢してくれてるんでしょ?」

「っ?!///」

そ、そういう意味…?!

「まぁ、二年以上つき合ってて、シてないって…ある意味すごいと思うよ。
我慢してる飯田を尊敬する」

「うっ…」

「…ぶっちゃけさ、桃嘉はシたくないの?」

「シ、シたいとかさ…よく、わかんない…」

「はぁ??」

「だ、だって、そりゃ、蓮がシたいならって思うし、そういう日もくるってわかってるし。
でも、いざとなると、恥ずかしくて…//」


彼の、あたしを見つめるあの真っ直ぐな瞳と、視線が混じり合うと、




恥ずかしくてしかたない。