まぁ、手作りがもらえたらすっげぇ嬉しいけど。 「ぁ、最近ね怜と電話してるんだけど」 「へぇ」 「怜ね、来年はこっちに戻れるんだって!」 「来年? ってことは…大学はこっちってこと?」 「うん♪ 同じT大受けるんだって」 「…マジ?」 大学行っても… 桃嘉は独り占めできないんですか。 はぁ…。 「ぁ、そうだ」 「?」 「蓮に聞きたいことがあって…」 桃嘉は鞄の中から数学の問題集を取り出した。 親を上手く説得できて、桃嘉は俺がだした条件をちゃんと守ろうと勉強も頑張っている。