【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






「ってか、元から余裕なんてない。
いつもいっぱい、いっぱいで…情けないけど」

「…ほんとに?」

「ほんと」

「…いつも、余裕だと思ってた」

「いつも不安だよ」

「…それは、

あたしが好き、だから…?//」

「うん」

「…嬉しい」

「桃嘉が嬉しいのが、俺は嬉しいよ」


優しく、唇を重ねる。

嬉しそうに、顔を真っ赤にしてはにかむ桃嘉。


「…桃…」


もう一度、頬に手を添えて、

唇を重ねた。


唇を離せば、後夜祭の音楽が聞こえて来た。


「…戻る?」

「ううん…蓮と、2人っきりでいたい」

「ん、俺も」


そっと抱き寄せる。