【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






保健室のドアを開ければ、誰もいない。

そういえば…今日、いないんだっけ。

肝心な時にいないよなぁ…。


でも…

いい機会かもしれない。



俺は桃嘉に気づかれない様、鍵をかけた。



「れ、ん…その…」

「? なに」

「…この間は、膝掛、ありがとう…」

「…あぁ。いいよ、別に。
寒そうだなって思っただけだしっ」

「嬉しかった…よ//」

「…それ、どういう風に受け取ればいい?」


そっと桃嘉の隣に座る。

下を向いている桃嘉。



「…好き…ッ//」



溢れる涙を、必死に隠そうとしてる桃嘉。