保健室のドアを開ければ、誰もいない。 そういえば…今日、いないんだっけ。 肝心な時にいないよなぁ…。 でも… いい機会かもしれない。 俺は桃嘉に気づかれない様、鍵をかけた。 「れ、ん…その…」 「? なに」 「…この間は、膝掛、ありがとう…」 「…あぁ。いいよ、別に。 寒そうだなって思っただけだしっ」 「嬉しかった…よ//」 「…それ、どういう風に受け取ればいい?」 そっと桃嘉の隣に座る。 下を向いている桃嘉。 「…好き…ッ//」 溢れる涙を、必死に隠そうとしてる桃嘉。