【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~




「やったぁ♪ 可愛い〜!!」

「ミッ◯ーバージョンが蓮ね♪」

「はいはい…」

俺は嬉しそうに笑ってる桃嘉からストラップを受け取る。


「蓮、ありがとー!」


頬を少し赤くして、

嬉しそうに笑う桃嘉。


そんな桃嘉が可愛くて…


思わず、チュッと頭にキスをした。


「っ///」

「どういたしまして」


顔を真っ赤にして、

俺の横を歩く桃嘉が可愛くてしかたない。


こいつは…どんだけ無自覚なんだろう。

桃嘉の無自覚さは、全く変わっていない。


平気でヘラヘラしてる男と普通に話すし。

鼻を延ばしてるのにも気づかずに。


そういうの、桃嘉の良いところなのかもしれない。

だけど…

やっぱりムカつく。


俺も…全然成長してねぇよなぁ…。