「やったぁ♪ 可愛い〜!!」
「ミッ◯ーバージョンが蓮ね♪」
「はいはい…」
俺は嬉しそうに笑ってる桃嘉からストラップを受け取る。
「蓮、ありがとー!」
頬を少し赤くして、
嬉しそうに笑う桃嘉。
そんな桃嘉が可愛くて…
思わず、チュッと頭にキスをした。
「っ///」
「どういたしまして」
顔を真っ赤にして、
俺の横を歩く桃嘉が可愛くてしかたない。
こいつは…どんだけ無自覚なんだろう。
桃嘉の無自覚さは、全く変わっていない。
平気でヘラヘラしてる男と普通に話すし。
鼻を延ばしてるのにも気づかずに。
そういうの、桃嘉の良いところなのかもしれない。
だけど…
やっぱりムカつく。
俺も…全然成長してねぇよなぁ…。

