「はい、できあがり」 「あ、ありがとうございます!」 「いいのよ〜♪ 未来の妹のためだもん! しっかし…桃嘉ちゃん、超可愛い!!」 「っ///」 「蓮も喜ぶよ〜♪」 今日は近くの神社でお祭りがあるんだ。 あたしと蓮は、今日、そのお祭りに行くことした。 勉強の息抜きに、ね。 蓮の家に来たら… 『桃嘉ちゃん私服?! ありえな〜い!! あたしの浴衣貸してあげる!!』 栞さんにそう言われ… あたしは無理矢理着させられてる。 蓮のいるリビングに入れば、蓮は暇そうにテレビを見ていた。