【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






「H女大だったら、蓮と一緒に大学行けるかな、って…」


顔を真っ赤にしながら、下を向いている。

…マジ??


こいつ…自分の進路、全部俺に合わせてんの??



だんだん、今まで桃嘉が勉強を頑張って来た理由がわかった。



「…俺と同じJ大にすれば?」

「む、無茶なこと言わないでよっ!!
J大なんて、行けるわけないもん…」


T大に行ける可能性あるのに、J大に行けないわけないと思うけど??


「それに、絶対逢う時間減るし…」


まぁ、だろうな…。

J大って、T大とは真逆の方にあるし。


逢う時間が減るのは、俺も勘弁。



「俺だってさ、T大受かるとは限らないんだぜ?
そこ、考えてる?」


俺が受からなかったら、俺はJ大に行くつもりだ。

そしたら、桃嘉とは確実に逢う時間は減る。


「蓮が受からないわけないもん…」

「俺だって人間だから、落ちることぐらいあります」


ショボンとしてる桃嘉を見て、溜め息。


でも、さすがに…H女大は桃嘉の親も許さないと思う。

正直…レベルとかの問題じゃなくて、個人的にH女大には行って欲しくない。

H女大の校門の前には、男子大学生がうろちょろしてるって話聞くし。