【完】無愛想彼氏2~キミノ隣で~






写真ねぇ…。

「そのためだけに補習受けるわけ?」

「だって…写真のためだけに行ったら、浮かれてるみたいじゃん」


言っちゃわるいけど…

今年の夏の桃嘉は、かなり浮かれてると思います。


今だって、去年は2人でどこかに行きたい、なんて話も持ち出してこなかったんだから。



「俺、補習はパス」

「えー」

「一教科90分も受けてられるか。
ってか、俺も桃嘉も必要なし。
桃嘉、推薦狙ってるんだっけ?」

「違う、けど…」

「じゃあ、いいじゃん」

「…うん」


そういえば…。


「桃嘉って大学どこにすんの?」

「…秘密」

「は?」


顔を真っ赤にしながら、下を向いてる桃嘉。



「秘密。ぜっーったい教えない」

「はぁっ?」